家族葬について：お葬式研究会

近年葬儀に関する考え方が大きく変化しています。昔に比べて長寿を全うし亡くなる人が増えてきたため、その人のお葬式に参列する人たちも高齢化している傾向があります。また、高齢で亡くなった場合には、友人との付き合いや近所付き合いなども希薄になっている場合が多いので、参列者が少ないという現状もあります。

そのため、参列者の人数を制限する家族葬と呼ばれる形態の葬儀が多く選択されるようになってきています。家族葬は、家族だけで行うお葬式ではなく、参列者の人数が少ない小規模な葬儀のことをいいます。ですから、本当に親しかった友人や知人などを含め、基本的には３０人程度のお葬式となることが一般的なようです。

家族葬が主流になってきている背景には、費用をおさえられるという理由もありますが、生前故人と近しかった遺族や友人たちの気持ちを優先し、ゆっくりとお別れをしたいという希望によるところが大きくなっています。

（参考情報）
「葬儀ボード」葬儀について発信している専門情報サイト
http://www.board-sogi.org
> ウェブページ

現代は自分らしい葬儀をしたいと考えている人が増えており、大切な家族や親族、親しい友人などに参列してもらう家族葬を希望している人が増えています。７０代を過ぎて高齢になった人は、会社を退職してから長いため、会社関係の人とは交流がなくなっている人がほとんどです。

少子化の影響でお子様に負担を掛けたくない人が多いので、斎場では家族葬のプランが数多くあります。使用する祭壇や参列する人数によっても、料金が違ってきますが、一般葬に比べると費用を抑えることができます。お子様や孫との大切な写真を展示したり、自分の好きな音楽を流してもらえるので、納得のいく葬儀がしやすくなっています。

地元で評判の高い葬儀社を利用すると、スタッフの応対も丁寧なので、安心して依頼できます。休憩所やトイレが清潔で使いやすい斎場を選ぶようにして下さい。